「I’m Home」というインテリア誌に載っていたヴィンテージなインテリア。
憧れのクラブチェアをはじめ工業用ライト、ミッドセンチュリーの食器コレクションなど男っぽくシンプルなスタイルに惹かれます。
「I’m Home」というインテリア誌に載っていたヴィンテージなインテリア。
憧れのクラブチェアをはじめ工業用ライト、ミッドセンチュリーの食器コレクションなど男っぽくシンプルなスタイルに惹かれます。
カントリーミュージックのアルバム、THE LITTLE WILLIESの「FOR THE GOOD TIMES」。ボーカルはノラ・ジョーンズです。
ノラ・ジョーンズが特に好きと言う訳では無いが、このアルバムでは彼女は楽器のように唄っている。故にバックとシンクロしている。気心の知れたバンドだからこそのバックとの一体感がある。
カントリーミュージックを聴いていると「前に歩くんだ、辛くなったらちょっと立ち止まれ、そして又歩き出せ」と背中を押される感覚を覚える。
特にスローなナンバーの曲を何曲か気に入り繰り返し聴いていたら、無性にバーボンが飲みたくなり近所の酒屋に買いに走った。(笑)
最近、ブログなどに使用しているWindows(XP)のパソコンが調子悪くて、なかなかブログを更新出来ない。かなり古いし容量も今のパソコンに比べれば全然少ないので仕方ないが……
自宅で愛用しているコーヒー道具。
ファイアーキングのヘビーマグ。ケメックスのコーヒードリッパー。ミルは色々試したが最後に固定式のスポング社の鋳物製に落ち着いた。
50年代のVALOR(525)を目利きの友人が見つけてくれた。これで2台になった。
ブラックエナメルのボディーに赤いステンドグラスが映える。タンクも真鍮製で渋い。
暖炉の炎には遠く及ばないだろうが、ストーブの赤い炎も悪くない。
年末に2日間の大掃除をした。随分久しぶりのことだ。
大量の衣料品、雑誌、日用品など(一部リサイクルに回した物を除き)廃棄した。4人の子供の思い出の品も数多くあったが少しだけ残し思い切って捨てた。まだ着れると思い取って置いた洋服もこの際捨てた。気に入っていた雑誌類も好きなページだけカットし相当捨てた。
大掃除の後のすっきりした空間に「気」が流れたかの様な清々しさを感じた。
自分の生活に不要な物を断ち、ずっと使わずにいたものを捨て、物への執着から離れる。物が溢れている今の世の中では断・捨・離、つまり引き算の思考を取り入れないとシンプルな生活とはどんどんかけ離れてしまうだろう。
と言う事で、今年の私の目標は断・捨・離です。(断・捨・離ってヨガの修行の言葉からきてるらしい)
「本当に気に入った物が少しの生活」という理想のハードルは物好きな私にとって高すぎるかな?(笑)
●Sand CAFE & Deck Shoes
定休日(火曜日)以外は休まず営業致します。(元旦、2日はAM10時30分より開店)
●散歩カフェ(潮風王国)
年末・年始は休まず営業します。(31日はPM3時閉館、元旦はAM10時開館)
●DAYS GARELLY
31日~1月3日はお休みします。
今から10~13年ほど前の事だったか、自由が丘にあった「デポー39」というアメリカンアンティークの店の雰囲気が好きで、東京に出かけた時に良く立ち寄っていた。
古いバーンの様な3階建ての店内は魅力的なアメリカンカントリーの世界が各フロアーごとに展開されており、ディスプレーもとても洗練されていた。デイズギャラリーを開店するときにも什器として大きなパイン材の棚を購入した思い出がある。
私はデポー39の店内に漂っていた独特の香りが好きで(ドライフラワーやリースやシダーや古材のミックスされたような香り)、毎年クリスマスに東京の友人が作ってくれるリースが届くとあの頃のデポー39の香りとダブって何とも言えない幸せな気分に浸れるのである。
キューバの旅に持参したカメラは、LUMIX・GF1、20mmパンケーキレンズ付き。
随分この旅で活躍した。
キューバ。
アメリカという超大国の真近に位置しながら独自のポリシーを堅持し続ける稀有な国。
乏しい資源でありながらも工夫と陽気さでそれらを補ってきた国。
その心棒にあるのはカストロの描いた高い理想なんだろう。
再び訪れた時、何も変っていて欲しくないというエゴを私は抱いた。
残念ながら今回のキューバトリップでは期待していたシガーに出会えなかった。コイーバの最高傑作「ベーイケ」や「シグロ6グランレゼルバ」だ。
しかし普段私には高価で手が出ない「エスプレンディドス」や「シグロ2」のBOXをかなり安く手に入れることが出来て嬉しかった。
只、私はシガーと過ごす時間を愛してはいるが毎日用いている訳では無い。基本的には休日と何か良い事があった時に味わうというスタンスだ。
休日の午前、コーヒーを淹れ小さな庭を眺めながら半分程吸い、夕方暮れ行く空を眺めながら残りを吸う。もちろん酒を傍らに。
いつの間にかシガーは、リラックスした気分や嬉しさを増幅してくれる私のバイプレーヤーになった。
15世紀末、キューバを発見し「地上で最も美しい島」と記述したコロンブス。その島の中に沢山の世界遺産が散りばめられている。
そのいくつかを巡ったり、ゲバラのメモリアルホールを拝観したりした。
実は、うちのカミさんはゲバラのファンで、その日は☆印のベレーを朝から気合を入れて被っていた。
ゲバラやカストロは伝説の人物みたいになっているけど、フェデル・カストロは存命だしキューバ革命自体も1960年前後の出来事なんですよね。(つづく)
「我がモヒートはボデギータで、我がダイキリはフロリディータで」とヘミングウェイは言ったとか。
パパがキューバを気に入った大きな要因として、旨い酒を飲ませるバーがあったからだと私は思う。
旨い酒とは、当然ラムベースのカクテルや熟成したダークラム。(つづく)
ヘミングウェイは61歳で亡くなる前年まで約20年の長きに渡りキューバを愛し、暮らした。海を舞台とした名作「老人と海」や「海流の中の島々」などはキューバ時代に書かれた。
私には、サンドカフェのイメージの原点でもある「老人と海」が生まれた場所を訪れたいという長年の渇望があった。それは作家が暮らした家「フィンカ・ビヒア(眺望楼)」でその暮らしぶりに触れること、舞台となった漁村(コヒマル)の光景を体験することであった。
そして、今回その望みがかなった。
私の旅のモチベーションは「憧れの検証」が多くを占める。(つづく)
ユネスコの世界遺産であるハバナ旧市街(オールドハバナ)。
スペイン植民地時代からの古びた建築物群が立ち並び、行き交う50年代のアメリカのヴィンテージカーや馬車。そして街角から聞こえるアフロキューバンサウンド。
異文化が混血(クレオール)し、街自体が強烈なオーラを放つ巨大なアートのようだ。(つづく)
キューバから帰ってきて5日経つというのに時差ボケが治らない。夕方になるとボーっとなってくるのでブログ更新も間々ならない。
歳をとったせいもあるのだろう。しかし体内に未だキューバ時間が宿っているとも言える。長年憧れていたキューバの余韻を味わっていると考え堪能しよう。(つづく)