守り神

今年の3月に山陰に旅したが、その帰り道での事。

夜遅く羽田から千倉に向かっていたが、アクアラインに入るはずが何故か川崎方面に入ってしまった。

何回も通っている道なのに我ながらドジだなと思いながら川崎の工業地帯を走り一度高速を降り、再びアクアラインに戻りトンネルの中を走っていると何とベッドのスプリングマットが何枚も散乱し一台の車が横転していた。

きっとマットに乗り上げたか、避けようとハンドルを切り損ねたのだと感じた。

あと数分早かったら私もこの事故に直面していた筈。

その時は見えない何かに守られている気がしたものだ。

人は長い人生の中で病気や事故、自然災害に遭遇する危険の中で生活している。

良く思うのだが、今日まで無事に来れたのはきっと見えない何かに守られているからに違いない。

私はいつも自分の守護神に感謝を忘れないでいたい。

私の部屋の守り神。手の平に乗るほどのカワイイ狛犬である。
私の部屋の守り神。手の平に乗るほどのカワイイ狛犬である。

頂き物

頂き物の秋です。

ナポリのシャツメーカー「フィナモレ」のシャツ。

クラークスの黒革シューズ。

ブルックスの大きなサドルバッグ。

私の顔が浮かんだのでしょうか?

ありがたく使わせていただきます。

何かツイてる気がします。今日いい波にも乗れたし・・ね

求めない、すると・・
求めない、すると・・

ジンギスカン

ディレッタントM氏は、今春めでたく退職後に長年の懸案であった自宅のリノベに取り掛かった。

約4ヶ月を費やしたポーチが今回完成し、私はそのお披露目を兼ねたジンギスカンに先日招かれた。

広いポーチにはレンガが敷き詰められている。相当な数だ!塩化ビニールのトタン屋根があるので雨の日もこうしてジンギスカンが半屋内で楽しめる。

北海道出身のMご夫妻ならではの美味しすぎるジンギスカンで我々をもてなしてくださった。

七輪もそうだがオレンジのラベルの「ベルのタレ」。これが本当ジンギスカンにベストマッチ。

北海道では知らぬ人が居ないという「ベルのタレ」と同じく北海道出身で南房総に移住されたO氏持参のサッポロクラッシックの北海道限定ビールありと贅沢な夕餉となった。

こんなに箸の進むジンギスカンが南房総でいただけるとは嬉しい限り。

彫刻家Oさんはじめ先輩方の楽しいトークもご馳走。凝り性のM氏はサラダドレッシングも自家製。
彫刻家Oさんはじめ先輩方の楽しいトークもご馳走。凝り性のM氏はサラダドレッシングも自家製。
モヒート、ビール、赤ワイン、焼酎と珍しく私も4酒のチャンポン。いつダウンしても良い様にキャンバスベッドがポーチに用意されていた(笑)。
モヒート、ビール、赤ワイン、焼酎と珍しく私も4酒のチャンポン。いつダウンしても良い様にキャンバスベッドがポーチに用意されていた(笑)。

SLOW JAZZ

カフェでは「ゆうせん」でスロージャズを流していることが多い。

今のゆうせんは曲名と演奏者がデジタルで表示されるのでとても便利。

この「Duduka Da Fonseca Trio」もゆうせんで流れてきた。

「Waiting for Angels」という曲が素敵だ。アルバム全体もかなりイイ。

ブラジリアンジャズトリオって初めてだが、どうして中々なもんですよ。

しっとりと内省的な曲が多いので秋の夜長に流したい。

ピアノトリオの演奏が一番好きだな。
ピアノトリオの演奏が一番好きだな。
夜、部屋に帰るとまずアンプに灯を入れる。毎晩一時間は必ず音を流している。飲みながら・・
夜、部屋に帰るとまずアンプに灯を入れる。毎晩一時間は必ず音を流している。飲みながら・・

夏にサヨナラ

一年の内で、一日の違いでガラリと街の空気が変わる日がある。

例えば、12月31日と1月1日。

あと、3月31日と4月1日。

そして、8月31日と9月1日。

そう夏にサヨナラし、人は秋の気配を模索し始める。

今年の夏はここ数年で一番忙しかった。

だとすると息子がカフェを手伝っていることは必然かも知れないと思ったりする。

今日の休日は、頑張った気持ちに滋養を与えるべくキューバンシガーを味わう。

「ボリバー・コロナス」 いつも期待を裏切らないテイスト。

聴いている音楽は、ディレッタントM氏から頂いた「D・スカルラッティ」のCD。

バッハ、ヘンデルと同時代のイタリアのバロック音楽家だ。

クラッシックはバッハを時々聞く程度だが、このスカルラッティは同じバロックでもイタリア的で重くない感じが気に入っている。

スカルラッティを聞きながら珈琲を飲み、シガーを味わう至福の時間の中で私も2014の夏にサヨナラしていた。

ジャズ映画の傑作「真夏の夜のジャズ」で朝日の中くわえタバコでバッハの無伴奏チェロを弾いているシーンは印象深いな。
ジャズ映画の傑作「真夏の夜のジャズ」で朝日の中くわえタバコでバッハの無伴奏チェロを弾いているシーンは印象深いな。

CAMP

あー、キャンプに行きたい。

それもサーフキャンプがイイ。

波乗りの後、砂浜でサンセットを眺めながら一杯やるのさ。

クーラーボックスに冷やしたラムでモヒートを作って。

もう賑やかにバーベキューなんて歳じゃないから静かに過ごすキャンプさ。

サーフィンだって人知れずひっそりやるのさ。

隠遁サーファーだから・・

子供が小さい時、白浜でファミリーキャンプとか良くしたな。
子供が小さい時、白浜でファミリーキャンプとか良くしたな。

Mojito

夏の定番カクテルとしてモヒートも定着した感がありますね。

この夏、2週連続してイベントでモヒートを作りました。

サンバフェスタで約60杯、潮風王国納涼祭で約30杯くらい売れたかな。

2回ともちょっとアレンジしたモヒートとしました。

アレンジと言ってもオリジナルから遠く離れるのもイヤだし、少しだけ手を加えた程度ですが。

それは、三温糖を煮詰めトロッとせたシロップとコワントロー(リキュール)を加えるといったもの。

以前、バーテンダーの方とモヒートの話をした際ヒントを得たのだった。

あと、氷もちょっとこだわって球体の氷(直径6センチ位)を使いました。この方が溶けないし洒落てます。(無印良品のシリコーン製氷器で毎日毎日作りためましたよ!)

まあ、旨けりゃいいんですけどね。

ウン、ビーチで飲むのが何といっても一番でしょう。

誰が作ってもそこそこ美味しいカクテル、それがモヒート。
誰が作ってもそこそこ美味しいカクテル、それがモヒート。

サンバフェス御礼

快晴の8月2日、千倉漁港の突堤で催された「真夏のちくらサンバフェスタ2014」

わがサンドカフェも20周年を記念し出店。そして念願のボサノバライブをプレゼンツ出来たこと。さらに多くの皆様に来て頂き、あたたかい言葉を沢山頂きましたこと。

この場を借りて御礼申し上げます。そして今後の糧に致します。

スタッフ一同、何日もかけて仕込んだ「さざえカレー」「トロピカルフルーツポンチ」「ヘミングウェイ・モヒート」アニバーサリーの「ドンペリ」と、好評を頂きありがとうございました。

潮風の中で聴いたボサノバは、アンフォーゲタブル!主催者山ちゃんの好意でなんとサンドカフェブースの中でNILOさんのサプライズライブもプレゼントしてもらった。

2014年の夏の思い出として、テイスティングしたドンペリの味と共に私の胸に刻まれた一日。

どんなステージにも対応するマルチな藤井さん率いるリトルジャイブボーイズとNILOさんのコラボも。NILOさんの伸びやかでピュアな歌声が港に涼風を運んでくれた。
どんなステージにも対応するマルチな藤井さん率いるリトルジャイブボーイズとNILOさんのコラボも。NILOさんの伸びやかでピュアな歌声が港に涼風を運んでくれた。
大人っぽいボサノバは、ベティ大竹さんとフルートの鈴木さんの真骨頂。
大人っぽいボサノバは、ベティ大竹さんとフルートの鈴木さんの真骨頂。
漁港でドンペリもイイモンです。最初の一口の美味かったこと。
漁港でドンペリもイイモンです。最初の一口の美味かったこと。

Summer Life

「サマーライフ」

イイ響きです。
自分の記憶と相まって何か良い事が起こりそうな、ちょっと期待感が漂う言葉です。

今の私は夏、店が忙しくて慢性的に疲れているので(笑)なかなか「サマーライフ」って言う素敵な響きに値する暮らしは出来ないのですが、自分なりにささやかな工夫で少しでも快適に過ごしたいとは思っています。

「シエスタ」

これもイイ響きです。
夏の遅い午後、蝉の声を遠くに聞きながら窓から入る南風が心地よい眠りを誘います。
私は、休日の波乗りの後にシエスタしますが、本当は毎日出来たらイイのにって思います。

夏ってアッという間。
刹那の快楽を求める気持ちは夏に増幅されるのだが、後何回それを享受できるのだろうか・・

この「& Premium」と「KINFOLK」は気になっていつも買ってしまう。男性も楽しめる内容が多い。「サマーライフ」特集です。
この「& Premium」と「KINFOLK」は気になっていつも買ってしまう。男性も楽しめる内容が多い。「サマーライフ」特集です。
シエスタ用の三点セット。陶枕(中国・清時代)、房州団扇、ブタ蚊取り(横倉悟作)。陶枕はタオルを乗せて使うが硬さが逆に寝すぎないので良い。外の木の鋳物の風鈴が涼を呼ぶ。
シエスタ用の三点セット。陶枕(中国・清時代)、房州団扇、ブタ蚊取り(横倉悟作)。陶枕はタオルを乗せて使うが硬さが逆に寝すぎないので良い。外の木の鋳物の風鈴が涼を呼ぶ。
私の夏の絶対定番(盤)。ボサノバで一番好きなこのアルバム。ジョアン・ジルベルトのサウダージ感がこの一枚に濃縮されている。優雅な揺らぎを覚えます。
私の夏の絶対定番(盤)。ボサノバで一番好きなこのアルバム。ジョアン・ジルベルトのサウダージ感がこの一枚に濃縮されている。優雅な揺らぎを覚えます。

真夏のちくらサンバフェスタ!

サンドカフェ20周年の記念イベントとして「真夏のちくらサンバフェスタ2014」に参加いたします。(当日、カフェはお休みです)

  • 8月2日(土) PM3:00~7:30
  • 会場は千倉漁港中央荷揚場(海に突き出た堤防が会場です)。
  • 料金は前売 2000円(当日2500円)
  • サンバ名物の「熱帯屋台村」では、沢山の個性的屋台が熱帯的ドリンク&フーズを提供します。
  • ボサノバステージ PM3:30~5:30、7:00~7:30
  • サンバステージ  PM5:30~7:00

今回、サンドカフェはボサノバライブをプレゼンツさせていただきます。
「ボサノバ三人娘」として活躍されていたベティ大竹(Vo&G)さんはフルートとのデュオで大人の歌を聞かせてくれます。
もう一組のNILO(Vo&G)さんはギターのふかまちけいさんとのデュオで。心地良いボイスと美貌の歌姫です。

また熱帯屋台村ブースで当店は「千倉名物 サザエカレー」、「トロピカルフルーツポンチ」、ラムのカクテルやアニバーサリーのシャンパンなども用意いたします。

千倉漁港の突堤でラムを片手に潮風を感じながらまったりとボサノバに揺れ、サンバの熱いリズムに酔いましょう!

是非、沢山のご来場お待ちいたします。

最終的にはダンサーと一緒に踊ってしまいそうな私です(笑)。千倉漁港付近には民宿も数ありますので夏の小旅行気分でいらっしゃるのも良いと思います。
最終的にはダンサーと一緒に踊ってしまいそうな私です(笑)。千倉漁港付近には民宿も数ありますので夏の小旅行気分でいらっしゃるのも良いと思います。
一度、漁港でこれを飲んでみたくて用意しました。アニバーサリーなので赤字覚悟で提供したいと思います。もちろんラムベースのスペシャルなカクテルも作ります!
一度、漁港でこれを飲んでみたくて用意しました。アニバーサリーなので赤字覚悟で提供したいと思います。もちろんラムベースのスペシャルなカクテルも作ります!

John3兄弟

もう真夏でもトランクスでサーフする事は無いだろう。

随分前から真夏でもショートジョンを着るようになった。

冷えやボードから体をプロテクトするという理由もあるが、ノースリーブ(パドルも楽)のショートジョンやロングジョンのウェットスーツの持つ雰囲気が好きだから。

ちょっとクラシカルなこれらのウェットは、シングルフィンのロングボーディングに良くマッチすると思う。

最近、膝下まである「ミドルジョン」(私が勝手にそう呼んでいる)をVELDOXの高橋君に作ってもらった。

ショートジョンだとワックスで膝が擦れて痛いからだ(笑)。いつも真っ赤になっていた。

歳をとると色々工夫するもんですよ。

ショート、ミドル、ロングのジョン3兄弟。ストローハットは紐を付けて夏のサーフ用にカスタマイズした。もう夏の直射日光は体にキツイんです。
ショート、ミドル、ロングのジョン3兄弟。ストローハットは紐を付けて夏のサーフ用にカスタマイズした。もう夏の直射日光は体にキツイんです。
ミドルジョンをおろした日、Pier Pointの長いショルダーの張った波で久しぶりのノーズライディングを味わった。
ミドルジョンをおろした日、Pier Pointの長いショルダーの張った波で久しぶりのノーズライディングを味わった。

ヒナタ君

世の中のジジ&ババの誰もがそう思っている様に、私も孫のヒナタ君が可愛くてなりません。

実際、自分に孫が出来たら自分がどうなるのかスゴク興味があったんですが、当たり前の様にメロメロになっていた私がいました(笑)。

ヒナタ君も8ヶ月になり、これからハイハイ・つかまり立ち・そして二足歩行とだんだん目が離せなくなって行くだろうな。

今、佐倉に住んでいる長女一家ですが、夏休みで早く帰ってこないかと、それだけが楽しみな私です(笑)。

今日、親父の三回忌の法要があった。親父にもヒナタを見せたかったな・・・
今日、親父の三回忌の法要があった。親父にもヒナタを見せたかったな・・・
髪の毛が擦れた後頭部がまた可愛い過ぎるヒナタ君。
髪の毛が擦れた後頭部がまた可愛い過ぎるヒナタ君。

モデルしてました!

懐かしいパンフレットが出て来た!

母が親父の写真を整理していたらこんなのがあった、と見せてくれたその印刷物。

これは確か30年位前の千倉町の観光パンフレット。

そこに後ろ姿で写っていたのは20代後半の私!

懐かしい・・、そして後ろ姿の何と若々しいことか・・・

このパンフレットの事を、私はすっかり忘れてしまっていた。

瞬間的に記憶が甦る。

私が抱えているのは、千倉に最初に出来たサーフショップ「Take One」で私が初めて作ったロングボード。

Kのマークは、鴨川のレジェンド川井さんシェープの証だ。

板のデザインソースは、あの名作「エンドレスサマー」でマイク・ヒンソンが乗っていた板をイメージしたものだった。

あれから随分時が経ってしまったが、未だ波の上に居れる私は幸運な人だと思うな。

見るとパンフには親父の字で「← モデル 敏郎」の記載が。久しぶりに見たきっちりして勢いのある親父の字。大事にとって置いてくれたのか・・ この字を見ていたら、何故かジーンときてしまった。
見るとパンフには親父の字で「← モデル 敏郎」の記載が。久しぶりに見たきっちりして勢いのある親父の字。大事にとって置いてくれたのか・・
この字を見ていたら、何故かジーンときてしまった。

老舗の傘で

雨の時と晴れの時の差が激しい「メリハリのある梅雨」ですね。

昨今、エーグルやハンターなどお洒落なレインブーツを履いている方を見かける機会が増えましたが、傘の方はまだまだな感じがします。

そんな私も、出先で急な雨が降った時などコンビニでビニール傘を買ってしまうこともあるのでエラそうな事は言えませんが・・

只、大人の男はちゃんとした傘の一本も持っているべきだと思います。

すると自ずと英国の老舗傘メーカーの物になります。

「フォックス」ないしは「ジェームス・スミス&サンズ」あたりでしょう。

いつも梅雨の時期、トラッド系男性誌には、こんな記事が載っていますよね(笑)

普段は「フォックス」の傘ですが、飲み会の時だけは安いビニール傘を持って行く私です(笑)。
普段は「フォックス」の傘ですが、飲み会の時だけは安いビニール傘を持って行く私です(笑)。

新顔の酒盃で

気に入った酒器に出会った。

黒い鉄釉と白い粉引というモノトーンの器達の中でパッと目に飛び込んできた一番小さなその酒盃。

手に取った時の程よい重さ、黒薩摩の渋い釉、私はひと目で気に入ってしまった。

これで飲んだらさぞや旨いだろうと思わされる酒器が良い酒器なのである。

千倉のギャラリー「シーレ」で常陸春秋窯の高橋春夫氏の陶芸展が開かれている。

茨城県小美玉市に窯を構える高橋氏は、以前から時々千倉に奥さん、愛犬と遊びに来ており、私のカフェにもよく寄って頂いていた。

今回、色々な縁が重なり千倉での初個展となったと聞いた。

ちなみに氏もロングボーダーである。

さっそくその酒盃と父の日に家族からプレゼントされた純米酒で独酌だ。松本民芸家具の八角膳に乗せていただく。
さっそくその酒盃と父の日に家族からプレゼントされた純米酒で独酌だ。松本民芸家具の八角膳に乗せていただく。

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