61回目の夏が来た!
若い頃はあんなに待ち遠しかった夏だが、年を重ねるに連れ暑い夏を乗り越える工夫が色々必要になってきた。
あと何回夏を迎えられるか解らないけど、今この夏を愛でたいですからね。
夏は目と耳と舌で涼を感じる楽しみを与えてくれる。チョット前向きなこの夏だ・・
61回目の夏が来た!
若い頃はあんなに待ち遠しかった夏だが、年を重ねるに連れ暑い夏を乗り越える工夫が色々必要になってきた。
あと何回夏を迎えられるか解らないけど、今この夏を愛でたいですからね。
夏は目と耳と舌で涼を感じる楽しみを与えてくれる。チョット前向きなこの夏だ・・
久し振りの銀ブラ。
まずはポーラミュージアム・アネックスで田原桂一氏(故人)の写真展を見る。
ちょうど昼過ぎだったので「木村屋本店」の二階のカフェで黒ビールとカツサンドをいただく。
この組み合わせ、私の大好物。ここは年配層の客が多く和やかな雰囲気が好き。
私は最近大きなデパートや新しいショッピングモールに入ると気疲れしてしまう。
フラッと入るのは昔からの店が多くなった気がする。ウン、順調にジジイ化しているな(笑)
締めは、日本の珈琲界のレジェンド関口さんの「カフェ・ド・ランブル」へ。
とにかく外国人観光客多く、銀座の広い歩道をブラブラ歩くことが出来たのは「今は昔」のようですね。
私の三女は、栄養士の学校を出てから東京でカフェの仕事をしています。
やはり、私と同じくカフェ巡りが好きなようで、彼女が行きたいと言っていた那須の「SHOZO」に一緒に行ってきました。
1988年創業の那須・黒磯のカフェ「SHOZO」は、カフェ好きならば一度は訪れたい聖地。
私も何回か訪れているのですが、30年の時を経ても客足が絶えないそのカフェは、行く度に私に良い刺激を与えてくれる美意識の高いお店であり続けていました。
今、黒磯のカフェの周囲には色々なお店が出来て一つの界隈を形成しています。それはSHOZOのオーナー自らアンティーク家具店やブティック、音楽ホールなどをシャッターを降ろしたした店舗を再利用して点在させて行った行為に魅せられた後輩たちが追随した結晶です。
わが町、千倉も若い人たちがもっともっと千倉を好きになって欲しい、目を輝かせて千倉の将来を語って欲しい。そう再認識させてくれた那須・黒磯への旅。
梅雨には梅雨を愛でたいと思う。
そんな心境の今日このごろです。
六十代を迎え、まだ体が動くであろうこの十年をどう過ごすか?
そんな事をふと考えたりします。
例えばこんなことを・・
行きたいと思った所には行ってみる・・なるべく早くね。
やりたいと思った事をやってみる・・それもなるべくね。
毎日を丁寧に過ごしていきたい・・四季の移ろいを感じながら。
もっと人に優しくなりたい・・死ぬまでのテーマでしょう。
老いを前向きに受け止めたい気持ちと相反してヒップな自分も混在する今のわたしです。
何事も「なるべく」が私らしいかな(笑)
館山に私の好きな画家がいる。
関野研一さん。若い時フランスで絵を描きながら画商をしていたと聞いた。
ラウル・デュフィなんかも扱った事があるという。
関野さんは墨絵や漆喰のレリーフなんかも製作するが私は油絵が好きだ。
自然がモチーフで抽象と具象が入り混じった油絵が。
先日、市内のギャラリーで個展があり「ミモザ」の絵と出会った。
縦30センチ程の小さな絵だが、絵の具を積み重ねて描く油絵は奥行き、深みを味わえる。
部屋の片隅で眠っていたモールトン。
久し振りにホコリを払い、油を注し、タイヤに空気を入れて乗り始めた。
のんびり走るのは店の下の海岸遊歩道。
この5月の陽光を浴び、爽やかな風を頬に感じ、しばし春の渚の景色に見惚れる。
そのすべてが心地良い季節。
GW、久し振りにヒナタくんが酒々井から来ました。
この春から幼稚園に通っているヒナタくんですが、毎日行くのが楽しみなようです。
3才6ヶ月になりましたが、ちょっと会わないと随分成長したように感じるものですね。
ママである長女は、GWの一番忙しい何日か店を手伝ってくれました。それに加え東京で働いている三女も加わり4人の子供と私達夫婦の6人で繁忙日を乗り切りました。まさに家族経営です(笑)
ママが店を手伝っている間、ヒナタくんはパパの実家に預かってもらいます。実はママとパパは中学校の同級生で家も同じ町内なのです。ホント助かります!
インテリアデザイナー片山正通さんのコレクション展が東京オペラシティ(初台)で始まりましたね。
「片山正通的百科全書」というタイトルに相応しい植物・剥製・フィギュア・アート・骨董・家具など量、質共とても見応えのあるコレクション展でした。
私が片山さんに興味を持ったのは憧れの故渡邉かをるさんがオーナーだった鎌倉のバー「ザ・バンク」をデザインしたからでした。(そして渡邉さん亡き後は片山さんが店を引き継いだそうです。素晴らしい!)
私は、今回の片山さんの展覧会にはきっと渡邉さんの何かがありそうな気がしていました。そしてその感は当たりました・・(呼ばれたのかも?)
60を過ぎると、ちょくちょく骨休めが必要となります。(笑)
ちょうど桜が満開だった今月中旬に金沢・能登に行って来ました。
小松空港からレンタカーで金沢駅〜近江町市場(ランチ)〜ひがし茶屋街(お茶)〜千里浜〜和倉温泉泊。
二日目は輪島朝市〜棚田〜珠洲(ランチ)〜見附島〜能登空港という行程でした。
30年ぶりの金沢・能登半島でしたが、朝早い便で現地に飛び、夕方帰る便にすると二日間結構楽しめますね!
サンドカフェの壁にはモノクロームの写真が数多く掛かっているが、その中に一枚の楽譜がある。
お客様にもたまに尋ねられる「SAND CAFE」という楽譜は、店をオープンして間もない頃「KさんとHIROさん」のライブで前奏曲的に演奏したHIROさんの曲で、バド・パウエルの「クレオパトラの夢」に曲調が似ていたと記憶している。
HIROさんは関西でギター(シェクター)を作っていた職人で鴨川に帰ってきてKさんとデュオを組んでいた。
Kさんはサンドカフェの恩人で過去にもこのブログで書いている。(2010.10.2 &2011.8.24)
その時は確かジョー・コッカーの「You are so beautiful」やジェイムス・テイラーの「Fire and Rain」なんかを演ってくれた。
Kさんが歌う前「Fire and Rain」は、人生には良い時もあれば涙の雨が降る辛い時もある、そんな曲ですと紹介したのを覚えている。
ライブの締めはKさんお得意の「君の友だち」だったっけ。
その後アンラッキーな人生を歩んでしまった二人だが、この楽譜はあれからずっとカフェの壁に掛かったままだ。
私などのことを気にかけて頂き恐縮至極です。
この場を借りてお礼申し上げます。
・還暦祝いの赤パン
・ダビドフのシガー
・RHODIAのメモセット
・子供達の寄せ書き
・Marshallのスピーカー
長年通っている美容室があるんですが、この半年近くご無沙汰です。
それは「家刈り」しているからなのです!
還暦にしてアーミースタイルというか、この髪型が気に入ってしまいました。
このヘアスタイルであれば家庭用バリカンで対応可能と思い、娘にカットをお願いしたところ快諾を得たものですから・・持つべきはドーターです!
気になって時々買ってしまうこの雑誌。
いぶし銀のような内容がソソります。
家の改修が特集されていたこの号ですが、私にドハマリのコラムがありました。
この「マッチ」というコラムにはポートランドを旅したデザイナーの梅原 真さんが「やられてしまった!」二人のお兄さんの事が書いてありました。
LPをかけるお兄さんと薪窯でパンを焼くお兄さんが登場します。それはポートランドと言う魅力的な町を象徴しています。
私にはとても共感出来ました。興味のある方は是非読んで下さい。
ユニークさで知られるACE HOTELのトイレにはマッチが置いてあるという。それは・・
初めてこのアルバムを聴いた時、世の中にこんなカッコイイ音楽があるんだって思った。
デビッド・ボウイの「ジギー・スターダスト」
確か高校1年生の頃だ、同級生の泉君にレコードを借りた記憶がある。
その当時、高校生の小遣いでLPを買うのは大変だった。
だからプログレッシブ系ロックは一際センスの良かった今は亡き和弘君の家に聴きに行ったり、女性ボーカル系は肇君に借りたりしていた。
「クリムゾンキングの宮殿」やピンクフロイドの「原子心母」「おせっかい」は和弘君。
ジャニス・ジョプリンの「パール」やキャロル・キングの「つづれおり」は肇君、という具合だった。
みんな千倉で高校も美術部で一緒だった。夏のお寺での合宿など楽しかった思い出が懐かしくよみがえる・・
最近、何故か時を経て再びボウイの「ジギー・スターダスト」をレコードで聴きたくなった。
タワーレコードにオーダーしたら忘れた頃に届いた。(多分イギリスからだから)
あと、最近買った「Air pods」が自分的に良かったので一言。
今まで耳疲れしたのはイヤホンコードが大きな原因だったのですね。
このAir pods、ダブルタップするとSiriを呼び出してくれる。
まあ「ボリュームを上げて!」とか言う位ですが。
i phone 本体からかなり離れても聴き取り可能で、音質も程が良い。
重低音が効き過ぎると年寄りは難聴になり易いですから(笑)
久し振りにゆっくりとした休日を過ごした。
布団を干し、部屋を掃除し、珈琲を淹れ、レコードに針を落とす。
グレン・グールドの「ゴールドベルク変奏曲」
よく晴れた朝の白い光の中で聴きたい名盤だ。
気に入りの音楽はCDよりアナログLPで聴きたいもの。
それに昨今アナログオーディオが盛り上がって来ているらしいですね。
朝食の後でシガーを一服。
今日はヒットマン氏から頂いたダビドフ。
シガーはゆったりした気分を増幅してくれる私の必要毒。
そして午後は海へ向かう。
ネックエントリーのウェットスーツを今シーズンから使い始めた。
着脱にチョット手こずるが着てしまえばパドリングが嘘のように楽である。
水の侵入も殆ど無いため3mmで真冬もしのげるだろう。
体は以前のように動かずもどかしいが水は澄みとても気持ち良かった。
60を迎え、波乗りに求めるものが変わりつつある。
波がどうの、ノーズライドがどうの、とかよりもまず楽しく過ごしたいのだ。
気持ち良いメローな時間を過ごせれば良いサーフが出来たと考える今日此の頃である。