妄想ホテル

奄美大島に旅した時、美しい内湾のホテルに泊まった。

そのホテルのスタッフさんが言った。

うちは外人の宿泊客で一週間とか10日とかの長期滞在の人も多くて、ほとんどホテルから出ずにのんびり過ごす方が居ます。毎日ビーチを散歩したり読書したりするだけ・・と。

その話を聞いた時、私にはそんな一週間もホテルの中で過ごすなんて出来ないと思った。

ただ、怠惰を享受する感覚こそがバカンスとかリゾートと云う物の本質なのかも知れないとは感じた。

 

時々、私の妄想癖がうずく。

もし私なら千倉にどんな宿を建てるだろうかと。

 

それは海辺に佇む10部屋くらいの小じんまりしたホテル。

木造で一部が石造りで2階建て。風景の一部になり得る事が大切です。(イメージ)
ロビーには暖炉が設てある。滞在者を青い海と暖炉にゆらめく炎が出迎える。
ホテル内にはライブラリー兼喫茶室が必須。喫茶室はバーも兼ねており、いつでも珈琲だけでなくお酒も楽しめる。ライブラリーはアートやインテリアの写真集が充実している。
そのホテルの名は未定だが各部屋の名前はヘミングウェイの小説のタイトルにし
たい。一号室「老人と海」二号室「海流の中の島々」三号室「陽はまた昇る」とか。

どなたかリッチな方。この妄想ホテルのオーナーになりませんか?

南房総は湘南に比べ地価も安いので3億もあれば実現可能ですよ!

ただ採算がとれるかどうかは保証できませんが・・・

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