千倉の山の上に亜星さんの大きな別荘があって奥様とよくカフェに寄って頂いていた。
カフェが出来た頃からなので随分長いこと贔屓にして頂いたことになる。
ほんと、寂しい限り・・
いつだったか、私が今の世の窮屈さを亜星さんにこぼした事があった。
先生は「同好の士と楽しくやるだけですよ、ワッハッハ」と一蹴された。
この言葉は今の私の座右の銘になっている。
亜星さんの人柄を表すエピソードがひとつあって、千倉の居酒屋で隣にいたオジサンに「千倉の歌を作ってくれませんか?」と頼まれたら何と作詞・作曲おまけに歌までレコーディングしてCDを作ってしまった。
キッチリ作品として作り上げてもらい、千倉町民としてこんなありがたい事は無かった。
でもワッハッハと笑う先生はもうカフェのカウンターに座る事は無い・・