部屋で過ごす・2

子や孫と暮らしているので一人になれる空間が大事です。

特に歳を取ってからは自分にとって居心地の良い場所を持つことは必要です。

必然的に家に居る時間が長くなるから・・

 

私の書斎にはイームズやコルビジェの他に古い木の椅子があります。

ウィンザーチェアの「スモーカーズ・ボウチェア」です。

ガッチリとした作りの椅子で広い座面と低めの肘掛けが特徴。

ソファのようにゆったり寛げるこの椅子はエルム材(ニレ)で19世紀のイギリスの物。

きっとパブやカフェで使われていたんでしょうね。

デスク脇の水屋箪笥の前に置いてあります。
スモーカーズボウチェア、その名の通り葉巻を時々楽しむのに使っています。
デスクの上にはLVのヒュミドール。葉巻の保湿ケースです。
小さな本棚には気に入りの写真集。下の大きな本は普段は箪笥にしまっています。壁には唯一NYの自邸で葉巻を燻らすM・デュシャンのポートレートが掛けてあります。現代美術・コンセプチュアルアートの開祖です。

とにかく自分の気に入りの物だけで構成してある部屋ですが、あまりゴチャゴチャした感じにならないようにシンプルさを心がけています。

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