「そこに停まってるデリボーイはおたくのかね?」
そう言いながら白髪の親父さんがいきなりカフェに入って来た。
私が23年間一途に乗っているのがトヨタのデリボーイ(24年前に製造中止)。
一台目はブルーで17年乗った。
今のアイボリーのは6年とデリボーイ愛が尽きることは無い(笑)
しかし白髪の親父さんが乗ってきたのはレアなシルバーのキャンピングカー仕様だった。
デリボーイのキャンピングカー仕様とは!・・私は唖然とした。
中にはキッチン、ベッドが完備されておりルーフトップにはランクルのキャリアーを付け、そこにソーラーパネルや釣り竿のホルダーも載せていた。
話を聞けばこの1500ccの非力な車でどこまでも出かけてしまうらしい。驚くことにメーターが私の2倍の29万kmを指していた!これには私のデリもまだまだイケると勇気づけられました。
この日、親父さんと私の熱いデリボーイ談義はしばらく続いたのだった。