MUJI銀座

天から降ってきたみたいな「無印良品」のネーミングと「MUJI」のロゴマークを知らない人はいないだろう。

そして「これがあれば私達の生活は十分だ」というコンセプト、それを反映するアノニマスな商品群と店舗デザインは80年代の発足当初から印象的だった。

後から田中一光氏(アートディレクター)と杉本貴志氏(空間デザイン)、二人の天才クリエイター(故人)の仕事だと知った。

 

先日、無印良品銀座に行ってきました。

一階には産地直送の新鮮な野菜が並んでいたり、地下の飲食店「MUJIダイナー」や「MUJIホテル」(6F~10F)など新しい展開が盛り込まれた無印良品全商品を有する世界旗艦店は混雑しながらも楽しい所でした。

 

私が特に気に入ったのは6Fのホテルのロビー。そこには沢山の美術、工芸、伝統文化などの書籍がセンス良くレイアウトされたライブラリーがありカフェも併設されているので珈琲を飲みながらゆっくり本を閲覧出来る空間となっていた。

実は南房総にもMUJIが有るんですよ。鴨川市の「里のMUJI・みんなみの里」と白浜の「シラハマ校舎」のMUJIの小屋(販売中)です。こちらに来たら寄ってみて下さい。

そのタイトルも「無為のデザイン」杉本貴志著。バー・ラジオ、春秋、グランドハイアットホテルなどを手がけた天才クリエイターが行き着いた焼き物は李朝だった。

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