超人・安藤さん

我が家はずっと産経新聞なのですが、「話の肖像画」という各界で活躍している著名人のインタビューコーナーで建築家の安藤忠雄氏(76歳)が特集されていました。

 

2020年の東京五輪・パラリンピックのメーン会場「新国立競技場」設計コンペにおける例のザハ・ハディド氏設計案を仕切り直しすることになった件のコメントもあったのですが、私が感嘆したのは、安藤氏が大病されていた事に関する事でした。

 

数年前、健康診断でガンが見つかり医師から胆のう・胆管・十二指腸を全摘すべきと告げられ手術した後、徐々に仕事に復帰。だが、その又数年後に膵臓と脾臓に再びガンが転移。それも摘出せねばならなくなった時に「これほど内臓が無い人は日本中にいないだろうから、面白いんじゃないかと」そして、次また何に挑戦しようかと考えるうち元気になっていったと。

 

食道ガンから復帰した小澤征爾氏もそうですが、全身全霊を創造に捧げている人の絶えず「希望を見つけ続ける」精神力の凄さ、まさに超人です。

 

「目標を持って生きているうちは青春」と詩人サミュエル・ウルマンの言葉を引用した安藤氏。感動の言葉を頂きました!

好奇心を鍛え、青春を生きて行きたいと語る76歳の超人に感服。その打たれ強さは元ボクサーの証か・・

これが最後の板なのか!?

わたくし、この度60代で乗るロングボードを作りました。

気に入ると長年使い込む性分ゆえ、これが人生最後の板になる可能性があります!?

(もし運良く、60代後半から70代まで波乗りが出来るとするなら巨匠スキップ・フライ氏に習い10

フィートオーバーのビッグボードに乗りたいとは思っております。ハイ!)

 

私が板をオーダーしたのは、千倉のサーフショップ「サザンコースト」。オーナーの鈴木さんとは40年以上前からの長いお付き合い。南房総のロングボードシーンには欠かせない老舗ショップです。

 

そして今回、板を削って頂いたのは同年代のカリスマ「抱井保徳」さん。

60代で乗る板はこの人にお願いしたいと思っていました!

 

サーフィンの世界で、独自の立ち位置とオリジナルな生き方では他に類を見ない抱井さん。

昔、鴨川の赤堤で目撃した抱井さんのライディングのカッコ良かったことが甦ります!

 

今日、初乗りしましたがクラッシックで安定した乗り心地、私にフィットしてくれました!

やはり、間違いなかったですね!

カラーは私の好きなベージュとブルー・グリーンにしました。長さは9,3フィート、テールはスクエアで。
ブリューワーサーフボードの抱井シェープ。当然シングルフィンのクラッシックなバフ仕上げでしょう。

玉置さんのライブ

私も当代随一のヴォーカリストだと思っている玉置浩二さんのライブが地元で聴けると聞いて駆けつけたのは館山の南総文化ホール。

 

カミさんがチケット発売日の朝早くに並んでくれたお陰で席は何と前から6列目と絶好のポジション。

 

持つべきは「旦那に頼らない良妻」ですな!?

 

期待のライブは良い意味で予想を裏切り一切のMC無し。

 

そこがイイ!! ファンは一曲でも多く聴きたいのですから。

 

いつも動画で見ている名演にも全く遜色のない素晴らしい歌声を眼前で聴かせてくれた玉置さん。

 

そして、名バラード「Mr.Lonely」「メロディー」に私は感無量!

長いキャリアでますます喉が磨かれてきた玉置さん。その心震わせる歌声は本物だった。

ジムとビル

ジム・ホールは、ジャズギタリストの中でもどちらかと言えば渋くて内省的なミニマリストの印象ですが、ピアニストのビル・エバンスとデュオを組んだ2枚のアルバムは、けだし名盤だと思いますね。

 

「Intermodulation」と「Undercurrent」の2枚は頻繁にターンテーブルに乗るマイ・フェイバリット。

 

自室でこのアルバムを聴きながら、いつの間にかボーっと物思いに耽っている自分がいます。

頭の中を色んな思いが流れては消えて行きます。

心の底からリラックスするからでしょうか?曲の進行(テンポ)が私の波長とマッチするからでしょうか?

 

それは、気ぜわしく過ぎ去る日々から自分を隔離する時間でもあります。

貴方も、秋の夜長にボーっと物思いに耽けるなんていかがですか?

外から聞こえる虫の声がギターとピアノに混ざります。

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