バッハやベートーベン、モーツァルトと並び、音楽の歴史にその名を残すであろう「ビートルズ」。
100年後「イエスタデイ」や「レット・イット・ビー」はクラッシックとなっているかも。
先日、そのポール・マッカートニーの日本公演がありましたね。武道館ライブは49年ぶりだったとか。
残念ながら私は行けませんでしたが、テレビのインタビューや動画で見たコンサートのポールは実にフランクで茶目っ気もありました。私は、そのカジュアルな姿勢に感銘を受けた。
49年前の日本公演を撮影した写真家の浅井慎平さんのテレビのコメントも印象的だった。
「一種の奇跡を見ているよう。これだけのキャリアがあれば巨匠みたいになって行くんだろうけど、ポールはそれを拒否しているように見える。まるで新人みたいだ。私はそれを望ましく思うし、そうなりたい」と。
ロックは既成の価値感を壊して来た音楽と言えるが、そこに表現者としての共感を持つのだろう。
アンチ巨匠、アンチ権威。