五つの夏の物語

よく「過去は振り返るな、大切なのは未来だ」とおっしゃる御仁がいますが私には無理な生き方です。

過去を追慕しながら何とか自分のバランスを保っていられるのですから・・

 

このHONKというグループのアルバム「Five Summer Stories」は、私がリスペクトする数少ないサーファーのひとり抱井保徳氏が嘗て「サーフィンワールド」誌で好きなアルバムとして挙げていた一枚、それも相当昔の話だが・・

私は、このサーフィン映画の名作を九段会館で学生の時に観ていたのだが、後にサントラ盤のことを抱井氏のコメントで知りすぐに探して買った覚えがある。

他にもサザンカリフォルニアロックの雄、Pocoの「Indian Summer」なども挙げていてどちらのアルバムも私のサーフィン観にドンピシャだった覚えがある。

 

それらのサウンドとシンクロした抱井氏の持つサーフィンのメインストリームに乗らないオリジナルなスタンスに惹かれ、私のサーフィンに対するモチベーションの糧とさせてもらっている次第。

 

過去に感性に響いたディテールの集積で、いまだにその世界に身を置いていられるのだから有り難い。

私のサーフィンに対するエッセンスがこのアルバムに凝縮されていた。いまだに海に行く時カーステで流します。
私のサーフィンに対するエッセンスがこのアルバムに凝縮されていた。いまだに海に行く時カーステで流します。

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