老舗の傘で

雨の時と晴れの時の差が激しい「メリハリのある梅雨」ですね。

昨今、エーグルやハンターなどお洒落なレインブーツを履いている方を見かける機会が増えましたが、傘の方はまだまだな感じがします。

そんな私も、出先で急な雨が降った時などコンビニでビニール傘を買ってしまうこともあるのでエラそうな事は言えませんが・・

只、大人の男はちゃんとした傘の一本も持っているべきだと思います。

すると自ずと英国の老舗傘メーカーの物になります。

「フォックス」ないしは「ジェームス・スミス&サンズ」あたりでしょう。

いつも梅雨の時期、トラッド系男性誌には、こんな記事が載っていますよね(笑)

普段は「フォックス」の傘ですが、飲み会の時だけは安いビニール傘を持って行く私です(笑)。
普段は「フォックス」の傘ですが、飲み会の時だけは安いビニール傘を持って行く私です(笑)。

新顔の酒盃で

気に入った酒器に出会った。

黒い鉄釉と白い粉引というモノトーンの器達の中でパッと目に飛び込んできた一番小さなその酒盃。

手に取った時の程よい重さ、黒薩摩の渋い釉、私はひと目で気に入ってしまった。

これで飲んだらさぞや旨いだろうと思わされる酒器が良い酒器なのである。

千倉のギャラリー「シーレ」で常陸春秋窯の高橋春夫氏の陶芸展が開かれている。

茨城県小美玉市に窯を構える高橋氏は、以前から時々千倉に奥さん、愛犬と遊びに来ており、私のカフェにもよく寄って頂いていた。

今回、色々な縁が重なり千倉での初個展となったと聞いた。

ちなみに氏もロングボーダーである。

さっそくその酒盃と父の日に家族からプレゼントされた純米酒で独酌だ。松本民芸家具の八角膳に乗せていただく。
さっそくその酒盃と父の日に家族からプレゼントされた純米酒で独酌だ。松本民芸家具の八角膳に乗せていただく。

お別れ会

風のようにフワッと居なくなってしまった水丸さん。

それは、水丸さんらしい去り方だったに違いない。

ただ、余りに突然の事だったが・・

安西水丸さんの「お別れ会」に、千倉の常宿で水丸さんと懇意にしていた「千倉館」の鈴木社長と出席して来ました。

青山葬儀所には水丸さんと親交のあった沢山の文化人や著名な方々が集まっていました。

和田誠さんが司会をされ、発起人の嵐山光三郎さん、小山薫堂さん、平松洋子さんらが弔辞を語られていた。

悲しいと言うよりは、そこに居た誰しもが心にポッカリと風穴が空いてしまったような心境だったんじゃないかな。

私はせめてものお礼にと献花の際、水丸さんの好きな葉巻を添えた。

水丸さん、天国で吸ってくれるかな・・

祭壇も水丸さんらしく野の花に囲まれていた。
祭壇も水丸さんらしく野の花に囲まれていた。
私は水丸さんに習い、黒縁の眼鏡とポストマンシューズで。
私は水丸さんに習い、黒縁の眼鏡とポストマンシューズで。

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