3月の終わりに山陰に行って来ました。
4月から社会人になる末娘といつも店を手伝っている次女を誘い、鳥取から島根への2泊3日の旅でした。
米子空港からレンタカーで境港に行き「水木しげるロード」を歩いた後、私の好きな写真家「植田正治」の美術館に向かった。
植田さんは砂丘での代表作に象徴されるように生涯、鳥取を中心に活動した人。「絶対演出」の手法やアマチュア精神で楽しく撮る主義で知られるが、私の印象はモダンで滅茶苦茶センスが良いということ。撮れそうで撮れない植田さんの写真は、とにかく見ていてワクワクします。
美へのアプローチがスマートで垢抜けている。そんな植田さんの作品を収める箱「建築」は関西の高松伸氏。高松氏の建築は尖がっていて私は好きではなかったが、この美術館はテクスチャーも空間もシンプルで良かった。
その後、安来にあるカリスマバリスタ門脇さんのカフェ「ROSSO」へ。自家焙煎の豆で作ったカプチーノやケーキをいただき門脇さんともお話することが出来た。
山陰での1泊目は「玉造温泉」で。