- Sand CAFE&DECK SHOES
12月30日(火)・31日(水)は、お休み致します。
1月1日(木)・2日(金)はAM10時より営業、3日(土)からは通常 - DAYS GALLERY
無休で営業(急に変わることもありますので電話にてご確認を) - 散歩カフェ(潮風王国)
無休で営業(31日は15時まで、1日は10時~16時まで)
この時期の都会は一番魅力的かも知れませんね。
イルミネーションが華やかで街が一際輝く時。
そんな都会の空気を近々吸いに行きたいなと思います。
この時期の都会は一番魅力的かも知れませんね。
イルミネーションが華やかで街が一際輝く時。
そんな都会の空気を近々吸いに行きたいなと思います。
誰にでも自分にとってのゼータク品があると思う。
私にとってゼータク品とは煙になって消えてしまう物、すなわちシガーである。
高価な車や時計、靴、などに憧れた時代が無かった訳ではない。かつて車だったらロンドンタクシーが理想の車だった。
今、物欲は萎える方向に向かい、休日に楽しむシガーがあれば良い。
午前に珈琲を飲みながら半分、夕方酒を飲みながら残りの半分を味わっていると何ともリラックスしたゼータクな時間を過ごせる。
そのシガーを保管するのがヒュミドールという保湿箱である。
精製水を湿らせたスポンジなどをこの木箱に入れシガーを保管する。乾燥するとパサパサになりシガーが台無しになってしまうからだ。
以前、このLVのヒュミドールをメンズのヘアサロンでレジ代わりにキャッシャーとして使っているのを雑誌で目にした事があり、粋なことをすると感心した覚えがある。
このところ私の部屋のレコードプレーヤーには一枚のLPがずっと乗ったままである。
ビル・エバンスの「You Must Believe In Spring」。
今年、私の好きな方々が遠くへ旅立ってしまった。
チャーリー・ヘイデン、水丸さん、健さん・・そして叔父さん。
叔父さんは私たち夫婦の仲人であり小さな時から随分可愛がってくれた優しい人だった。
宮崎へのサーフトリップはキャンセルし、通夜から火葬まで葬儀をお手伝いした。
ビル・エバンスのこの晩年の傑作アルバムは、録音の前年に亡くなった妻エレインに捧げた曲「B マイナー ワルツ」で始まる。
悲しく美しいこのアルバムを私はいつまで聞き続けるのだろう・・・
「マスター、ケンさんが来ました!」とバイトのゆみちゃんが言った。
「どこのケンさん?」と言いながら駐車場を見た私は腰が抜けそうになった。
あの健さんがそこに立っていた。
サンドカフェを始める時、私はありえない妄想をしていた。
カフェに高倉健さんと三国連太郎さんが来るという夢だ。役者としても男としても憧れるこの二人。そして珈琲が似合う二人。
そのありえない人が今ここに居る。その健さんを連れて来てくれたのは、開店当初から贔屓にして頂いている小林亜星先生だった。
先生たちがビールを注文されたが健さんは一人カフェオレだった。陶器のカフェオレボウルを健さんに恐る恐る出すと「これカフェオレですか?」と言いながら大きな手でボウルをつかみゴクリと飲んだ。
健さんは「南極物語」の話を楽しげにしていた。しばし歓談の後、となりの「Deck Shoes」に一行は移り雑貨を見て頂いた。
健さんはシャンブレーのバンダナを買うとそのまま白いポロシャツの襟にクルクルっと巻いた。その仕草のカッコ良かった事。
今から14~5年前、ある夏の夢のような午後のことである。
サンドカフェとデッキシューズは11月15日(土)~18日(火)の4日間お休みさせて頂きます。
(散歩カフェ、デイズギャラリーは平常どおり営業いたします)
九州への初サーフトリップ。
震災後、宮崎に移住した知人に会ってサーフポイントなど教えてもらったり、一緒に波乗り出来ればと思っている。
今回、宮崎にサーフトリップに行こうと決め、その知人を訪ねたいと思っていた時、偶然好きなサーフィンの動画サイトkorduroy.tvで彼が写っている「A NEW GENERATION」というタイトルのショートフィルムを見た。
そのフィルムにはピースフルな雰囲気が漂っていた。日本にもバイロンベイみたいな空気感の所があるんだと思った。(「A NEW GENERATION」はバイロンベイ・サーフフェスティバルのショートフィルム部門で上映されるらしい!)
今、彼らファミリーは宮崎の南でゲストハウスやカフェを営んでいる。そこを訪れるのもすごく楽しみだ。
悪い先輩(3月4日ブログ参照)からの差し入れは寿司ばかりとは限りません。
山海の珍味が季節ごとに届きます。
実は、悪い先輩は酒を飲んでいるばかりで無く「旬の恵み」のハンターなのです。ハンターですがイーターではありません。捕ることに生きがいを感じる方なのです。
そう、捕獲するのが生業なのです。いや、生業は大工さんかな(笑)。
実はサンドカフェを建てたのが悪い先輩なのです。
今、先輩は腕利きアングラーとして「ひらめ」をルアーで狙っています。すでに4匹キャッチしたようです。スズキを釣るのも時間の問題です。
多分、今週は山に入り自然薯を掘って来ると察します(笑)。
持つべきは悪い先輩です。
千倉でのご縁から演劇を観に行きました。
そこは100人も入れば一杯の小劇場「シアター風姿花伝」。
縁ある役者さんは無名塾の本郷弦さん。タイトルは「シャワー」。
シリアスな戯曲でしたが小空間ゆえの濃密な臨場感をたっぷり味わわせて頂きました。
以前から演劇を観たいとは思っていましたが「縁」の力を借りてようやく腰を上げた私です。
次は独り芝居かな。風間杜夫さんとか観たいですね。
折角の休日の波乗りだが、いつも「良き日」とは限らない。
でも、たまにその「良き日」があるんです。
その時を期待して行ってるようなもので・・
晴れた空。
軽いオフショア。
水は澄み、人もまばら。
そんな時の波乗りほど良いものは無い。
そんな時、私はもう何も要らないと思ってしまう。
カミさんが一週間ほどニューヨークに行ってきた。私を置いて(笑)
何でもあちらのチーズケーキ(サンドのチーズケーキはニューヨークスタイルなので)を食べたかったというのとブルックリンに行きたかったというのが旅の目的だったようだ。
実は私も12~3年ほど前ニューヨークに行った事がある。カミさんを置いて(笑)
私の目的は現代美術の殿堂MOMAに行くことと「ブルーノート」でJAZZを聴くことだった。
MOMAは昔、ニューヨークに長く暮らした池田満寿夫氏が「もし一日しかニューヨークに居れなかったらその一日はMOMAで過ごす」と美術誌に書いていて、私もいつかMOMAでデュシャンやマチスを詣でたいとずっと思っていたからだ。
カミさんに帰ってきてから「どうだった?」と聞いたが「楽しかったけど今回は初級編」と言っていた。もしや又行く気?
でも次回、もし二人で行く機会があるなら、モントークで波乗りするっていうスケジュールを盛り込むなんてどうかな?(笑)
南房総の今、これまで、これからをテーマにしたフリーペーパー「0470-」に掲載して頂いた。
気負いも誇張も無い等身大の房総を紹介する「0470-」誌。それが清々しい印象を残します。
私も素直な言葉を出したつもりだが、どこかカッコつけてるとはカミさんの感想(笑)。
でも、それじゃなかったら私でも無いし(笑)。
なぜサーフィンを始めたか?
どうしてカフェを作ったか?
20年を経た今の心境、そしてこれから・・・
など、色々語らせて頂きました。
読んでくれた若い人が「ふーん」て思ってくれたなら幸いです。
今年の3月に山陰に旅したが、その帰り道での事。
夜遅く羽田から千倉に向かっていたが、アクアラインに入るはずが何故か川崎方面に入ってしまった。
何回も通っている道なのに我ながらドジだなと思いながら川崎の工業地帯を走り一度高速を降り、再びアクアラインに戻りトンネルの中を走っていると何とベッドのスプリングマットが何枚も散乱し一台の車が横転していた。
きっとマットに乗り上げたか、避けようとハンドルを切り損ねたのだと感じた。
あと数分早かったら私もこの事故に直面していた筈。
その時は見えない何かに守られている気がしたものだ。
人は長い人生の中で病気や事故、自然災害に遭遇する危険の中で生活している。
良く思うのだが、今日まで無事に来れたのはきっと見えない何かに守られているからに違いない。
私はいつも自分の守護神に感謝を忘れないでいたい。
頂き物の秋です。
ナポリのシャツメーカー「フィナモレ」のシャツ。
クラークスの黒革シューズ。
ブルックスの大きなサドルバッグ。
私の顔が浮かんだのでしょうか?
ありがたく使わせていただきます。
何かツイてる気がします。今日いい波にも乗れたし・・ね
ディレッタントM氏は、今春めでたく退職後に長年の懸案であった自宅のリノベに取り掛かった。
約4ヶ月を費やしたポーチが今回完成し、私はそのお披露目を兼ねたジンギスカンに先日招かれた。
広いポーチにはレンガが敷き詰められている。相当な数だ!塩化ビニールのトタン屋根があるので雨の日もこうしてジンギスカンが半屋内で楽しめる。
北海道出身のMご夫妻ならではの美味しすぎるジンギスカンで我々をもてなしてくださった。
七輪もそうだがオレンジのラベルの「ベルのタレ」。これが本当ジンギスカンにベストマッチ。
北海道では知らぬ人が居ないという「ベルのタレ」と同じく北海道出身で南房総に移住されたO氏持参のサッポロクラッシックの北海道限定ビールありと贅沢な夕餉となった。
こんなに箸の進むジンギスカンが南房総でいただけるとは嬉しい限り。
カフェでは「ゆうせん」でスロージャズを流していることが多い。
今のゆうせんは曲名と演奏者がデジタルで表示されるのでとても便利。
この「Duduka Da Fonseca Trio」もゆうせんで流れてきた。
「Waiting for Angels」という曲が素敵だ。アルバム全体もかなりイイ。
ブラジリアンジャズトリオって初めてだが、どうして中々なもんですよ。
しっとりと内省的な曲が多いので秋の夜長に流したい。
一年の内で、一日の違いでガラリと街の空気が変わる日がある。
例えば、12月31日と1月1日。
あと、3月31日と4月1日。
そして、8月31日と9月1日。
そう夏にサヨナラし、人は秋の気配を模索し始める。
今年の夏はここ数年で一番忙しかった。
だとすると息子がカフェを手伝っていることは必然かも知れないと思ったりする。
今日の休日は、頑張った気持ちに滋養を与えるべくキューバンシガーを味わう。
「ボリバー・コロナス」 いつも期待を裏切らないテイスト。
聴いている音楽は、ディレッタントM氏から頂いた「D・スカルラッティ」のCD。
バッハ、ヘンデルと同時代のイタリアのバロック音楽家だ。
クラッシックはバッハを時々聞く程度だが、このスカルラッティは同じバロックでもイタリア的で重くない感じが気に入っている。
スカルラッティを聞きながら珈琲を飲み、シガーを味わう至福の時間の中で私も2014の夏にサヨナラしていた。