昨年、結婚した長女が出産のため帰ってきている。
思えば長女と次女はとても小さく生まれてきた。7ヶ月での早産、おまけに双子(二卵性)だったので彼女たちの体重は900g程しかなかった。
カミさんは板橋の実家から都立大塚病院のNICUに母乳を搾って届ける日々を送っていた。その間の一年近く私は家族と離れ、週末東京に通うという生活だった。
その母乳と先生方、看護師さん、スタッフの皆さんのお陰で彼女の今がある。人は生かされているのだった。
長女のお腹を見ていると、その頃の事を思い出し感慨無量になる。
手の平に乗るくらい小さかった長女が今、新たな生命を宿しているなんて・・・