東京で二日間、遅い夏休みを過ごしました。
まずは一周年を迎えた西池袋のカジュアルフレンチ「シュバル デュ ヒョータン」でランチを。夏野菜のテリーヌの美しく美味しかった事!川副夫妻のセンスと努力に刺激を受けました。
夕方にはジブリの「風立ちぬ」を観た。今回の映画は大人向けでテーマが何層にも絡み合っていた。純粋故の残酷さ、戦争や震災といったカタストロフィに飲み込まれていく人の運命、夢を実現することと失うことのバランスシート。
もう一つ私にはジブリの映画でいつも感動する要因があって、懐かしい日本の田舎の風景や町並み、暮らしぶりといった背景の描写が実に丁寧で心に染みることだ。
翌日は丸の内の「KITTE」へ。目的は以前ブログで書いた「インターメディアテク」だ。東大所蔵の膨大な骨格標本や剥製、宇宙資料などが2~3Fの広いフロアにアーティスティックに展示されている。まるで「我々はどこから来てどこへ行くのか」をテーマにしたラビリンスのように。
これ無料でイインデスカ?まあ海外には無料のミュージアムが多いですが・・
その後KITTEで昼食をし丸ビル、新丸ビルとはしご。充実した二日を過ごせた遅い夏休みだった。