誰もいない海での波乗りは、時として快感、時として心細さ。
嵐のような低気圧が去った後の先週の休日、北風を感じ向かった先は私の好きな「The Cape」という内湾のサーフポイントだった。
沖には一人のサーファーが漂っているのみ。
意外だった。ロングライディング波が次々やってきているのに。
しかも私と入れ替えにそのサーファーは上がってしまった。
岸からずっと遠いこのポイントで一人では寂しいというか不安だった。以前、やはり寒い時期だったがパドルアウトしている時に目の前が真っ白になったことがあった。その時から一人で海に入るのが怖くなってしまった。
それから一時間半もの間、沖で私は「早く誰か入って来てくれないか」とずっと念じていた(笑)