瓢箪から駒

私が憧れているベニスの「ハリーズバー」のオーナーであるチプリアーノ氏曰く「シンプル」「微笑み(愛)」「クオリティー」によって今のハリーズバーがあると言う。また池波正太郎氏は「ほどの良さ」が老舗の秘訣と説く。

含蓄のある両氏の言葉である。どちらにしても結果は後からついてくるものだ。

さて、池袋にとても居心地の良い店がオープンした。名前を「Cheval de Hyotan」(シュバル デュ ヒョータン)と言う。瓢箪から駒の意と聞いた。

オーナーの川副さんとはサンドカフェのオープン当初からのお付き合い。奥さんの藍さんと8月8日にカジュアルなフレンチのお店を西池袋の立教大学近くに開店された。

先日ランチにお邪魔したが、丁寧な仕事をされた料理、ゆったりと寛げる空間、節度がありながらもフランクな対応にシャンパン、ワインとついつい昼間からカミさんと結構飲んでしまった。(笑)

オープンして間もないながら、地元の人たちから近所に良い店が出来たと喜ばれているそうだ。夜はコースでなくワイン一杯から楽しめる。人生経験を積んでバランス感覚に優れた川副さん達だからこそ出来た素敵なお店だ。

長身の一柳シェフをはさんで川副夫妻。川副さんは外資系金融機関で活躍しながらワインエキスパートの資格取得。藍さんはコルドンブルーを首席卒業後、都内フレンチレストラン数店で修行。ここは「良き時間」を過ごせるレストランだ。
長身の一柳シェフをはさんで川副夫妻。川副さんは外資系金融機関で活躍しながらワインエキスパートの資格取得。藍さんはコルドンブルーを首席卒業後、都内フレンチレストラン数店で修行。ここは「良き時間」を過ごせるレストランだ。

ページ冒頭へ戻る