夏休みに末娘が東京の友達を連れてくるというので2階を片付けた。ちょっとした大掃除だ。
片付けなんてしてみるもんです。しばらく開けていなかった棚から懐かしいCDがいろいろ出てきた。ボブ・マーレーだ。ボーイミーツガールだ。サンタナだ。
このサンタナの2枚は私が高校生の時の愛聴盤(当時はレコード)だった。ああ懐かしい。
左のアルバム「アブラクサス」はサンタナの代表曲「ブラックマジックウーマン」が入っている。
あの頃私はサイフォンでコーヒーを淹れ、きついタバコを吸いながら良くこのアルバムを聴いたものだった。特に「君に捧げるサンバ」が好きだったなあ。久々に聴いてもいいなあ・・・今日はドリップで落としたコーヒーを飲みながらだ。
そして夕暮れ時。今度は酒を飲みながら「キャラバンサライ」を聴いた。もちろんシガーを吸いながら。
幸い家人が買い物に出かけていたので家には私一人だ。気兼ねなく大音量でこのアルバムを聴いた。前にも書いたが、私は良い天気の日の夕方は真っ暗になるまで部屋の灯りを点けない。
なぜなら宵から闇に変わってゆく空色の変化を楽しみたいから。これは是非お薦めしますよ。
虫の鳴き声で始まるこの「キャラバンサライ」。闇で聴くと砂漠にトリップしてしまう。あの頃のように・・・