いつかやってみたいと思っていたサーフポイントに友人夫妻と4人で初めて入った。初めてのポイントに入る時のワクワク、ドキドキ感がたまらない。
ここは岩場で浅く潮が満ちていないとサーフ出来ない。手前の岩に向かって乗っていくので最初はちょっと怖かったが実際乗っていくと以外に大丈夫だと判る。
水の透明度とロケーションは素晴らしく、行ったことも無いのに皆で「モルジブ」だと騒いでいた。また新たなお気に入りポイントがひとつ加わった。
いつかやってみたいと思っていたサーフポイントに友人夫妻と4人で初めて入った。初めてのポイントに入る時のワクワク、ドキドキ感がたまらない。
ここは岩場で浅く潮が満ちていないとサーフ出来ない。手前の岩に向かって乗っていくので最初はちょっと怖かったが実際乗っていくと以外に大丈夫だと判る。
水の透明度とロケーションは素晴らしく、行ったことも無いのに皆で「モルジブ」だと騒いでいた。また新たなお気に入りポイントがひとつ加わった。
「SIGHT SOUND」という新しいサーフムービーが届いた。
景色の良い場所で乗り易そうな波をリラックスしてクルーズする感じがイイ。ニューヨーク(モントーク?)やメイン州の東海岸の雰囲気が好きだ。他にもセントラルアメリカ(コスタリカ?)、メキシコ(イイ波)など。
熱帯夜に冬の東海岸のサーフシーンは納涼効果バツグンかも?
ビッグウェーブの映っていないオルタナティブ系のムービーは気楽に観れてストークできる。
8月の声を聞いたのに天候は相変わらず真夏らしくなくて、グレーの雲が拭い切れないでいる。只、毎夜聞いている音楽はラテンに完全移行。Luis Enriqueの「Ciclos」がこの夏のマイフェイバリット。
南房総ラテン化計画の首謀者、Kaku Moriさんから以前たくさんのCDを頂いた。その中の1枚がこれだった。グロリア・エステファンの「Mi Tierra」は私の夏の愛聴盤だが、Luis Enriqueはさしずめ「男グロリア」という感じだ。
温暖な気候と美味しい魚介・農作物に恵まれ、天災にも殆んど遭遇してきていない南房総人は、あばら骨が一本少ないと形容されるほどにケセラセラ人が多い。故に、このストレスレスエリアにはラテン音楽が似合いすぎるほど似合う。
以前から行って見たいと思っていたお店「タビビトノキ」がギャラリーを併設したと聞いて訪れた。カフェのみの営業の時は日曜日しかオープンしていなかったが今回からギャラリー開催期間中なら平日でも行ける事になった。
古い農家(牛舎)をリノベした空間は、昔懐かしい田園と里山の風景の中にある。丁寧に作られたスパイシーなカレーやコクのあるコーヒーをやはり手間暇かけて改修した店内で堪能した。聞こえるのはセミの声ばかり。(場所は南房総市沓見の東光院の近所です)
オープニングを飾った作品は、山口マオ氏の大作を含め30点余り。個展のテーマは「植物主義」。ここは田園の中のギャラリー。
スコッチウイスキーを頂いたので、このところ毎晩ハイボールを飲んでます。
スパイシーなサラミや好物のピーナッツが合います。たまにシガーも吸ったりします。
ただ、夕飯が出来る頃には出来上がってしまうのが難点です。
「DAYS GALLERY」をスタートしたのが11年程前のこと。その時からずっと好きで扱っているのがファイアーキング。カラーは好きなジェイド(ヒスイ色)が殆んどを占める。
マグカップも厚さやハンドルの形で好みが分かれる。左からDハンドルマグ、ヘビーマグ、エキストラヘビーマグ。カフェでハワイコナコーヒー用に使用しているのがDハンドル。自宅で愛用しているヘビーマグ、ずっしりと重いエキストラヘビーは歯ブラシ立てに使っている。
重くなるほどレアなこれらのマグカップはどこに置いても絵になるマイスタンダード。
夾竹桃は潮風に強く逞しい花木である。その逞しさと沢山の花を咲かせる特性からよく工業地帯の道路にも植栽されているし、世界中のリゾートにも数多く見受けられるキャパの広い植物のひとつだ。
私の好みは夾竹桃なら白い花。しかし今年の夏は例年に無く花が咲き乱れているように感じる。
夏はパナマ帽の出番だ。
強い日差しのこの時期、出かける時は大体この帽子をかぶっている。もちろん波乗りにも、旅行にも。
昨年「cicero」さんに作ってもらったパナマ帽がとても気に入っている。ツバの大きさ、高さ、トップのへこみ具合とか自分の好みにオーダー出来るのが嬉しい。素材も南米エクアドル産の本パナマを使っている。
ある意味、帽子は気合も必要だと思う。特にHATは。似合うと勝手に思ってかぶっていると、その内だんだん馴染んでくるもんです。
老いも若きもパナマかぶって、夏の南房総はパナマ率高いね!って、いつか言われるようになったらいいな。
初夏らしい陽気の中、ちょっと九十九里方面に足を伸ばしてきた。目的は長生郡長生村の2軒のお店。
「洋食屋カレント」では広い庭を眺めながら地場産の食材を使ったランチを楽しんだ。肉も魚もデザートも付いたランチは美味しくてしかも良心的な値段。広々として造り過ぎていない庭も御馳走です。
「Kusa cafe」は今回で3回目の訪問。小さいけれどそれが魅力になっている自家焙煎の有名店。金継ぎしながら使い込んでいるコーヒーカップを始め、横長の窓から覗く風景の切り取り方などひとつひとつに店主の「静かなコダワリ」を感じるカフェ。
帰りの道すがら最近オープンした「patagonia」に寄って見た。店の3分の1くらいをアウトレットのスペースが占めていた。この会社はカンパニーイメージとショップの雰囲気の造り方はサスガに上手い。
日本の古い夏のツールが人気だと言う。浴衣、ステテコ、風鈴、そして扇子や団扇。
特に団扇は南房総の伝統工芸品として有名であるが、小津安二郎監督の「東京物語」にも団扇がいろいろなシーンで頻繁に使われていた。もっとも昭和20年代は扇風機も普及していないが。
私は、笠智衆と東山千榮子が演じる老夫婦が熱海の堤防で帰りの相談をする場面が好きだが、それ以外でも印象深いのは団扇で自分ばかりを扇ぐのではなく、普通に相手を扇いでいるシーンがあった。その相手に涼を送るという行為にちょっと心動かされた覚えがある。
休日なのに朝から大粒のにわか雨、暗い空。
今日はNO SURFかと諦めていたら午後から快晴、しかも南西風だ。千倉へGO!
硬い体にムチ打って柔軟体操をしてからゆっくり時間をかけて沖に歩いて行く。若い時は一気に海に飛び込みパドルアウトしていたが50歳を過ぎてからはなるべく少しずつ身体を海水に慣らせるようにしている。お湯を注いだチキンラーメンのようにジワジワと身体が海に馴染んで調子が出始めるまで30分位かかる。
海水は異常に冷たかったが逆に気持ちが引き締まる。時々クリーンなロング波が入ってくる。平日に顔なじみのメンバーとリラックスした波乗りが出来ることに感謝あるのみ。
梅雨空一変夏空に。この時期は日々梅雨と夏とが入れ替わったりする。
今日の休日は、午前中からパキーンと晴れて暑くなった。こんな時は布団を干さずにいられない。好きなんです布団干し(笑)。それから扇風機を押し入れから出し掃除した。全部で5台もあった。あと簾を掛けたりした。
近所からは風鈴の音が。なんか急に夏らしくなってきた。
懐かしい夏になりそうな日本です。
我が家の廊下に古いロングボードが架かっている。20年ほど前の事だが、ハワイを特集した雑誌に写っていた一本のロングボードに一目惚れしてしまった。
黒いスイムパンツを履いた褐色の肌のロコが砂浜で手にしていたのがその板だった。ノーズ部分(テールも)は組み木が施され、スリーストリンガーがクラッシックな雰囲気を漂わせていた。小さな菱形のディケールは「Hobie surfboard」だと理解できた。
いろいろ手を尽くして調べたら静波の「Jack」という老舗サーフショップにあることが分った。そして、それはレジェンドのフィル・エドワーズが削った板でJackのオーナーがカリフォルニアから手持ちで運んできたものとのことだった。
あれから20年の歳月が流れた。千倉の海で使い込まれイイ感じのアメ色に育ったその板は、私が再び還暦後に乗る板としてスタンバイしている。
インテリアの洋書などを見ていると良くリビングのテーブルの上に何冊か厚い写真集が置いてあるが、これらを「コーヒーテーブルブック」と呼ぶらしい。
これらの本は基本的にソファーで寛ぎながらパラパラっと眺めるように見たりするのでアートや建築・インテリア、ホビーなどの写真集、しかも本自体がオブジェ的要素を持つ物がベター。
2冊のそんな類のBOOKS。
「etc」はジャンクスタイルのインテリア本。表紙の質感、裁断のラフな仕上げなど存在感もあるよく出来たオブジェ本。しかも意外に安い。
「French Seaside Style」は大好きな海系インテリア。バカンスの国の海辺の暮らしをイメージしながら眺めて見ては。
ちょっと昔、カフェを始めようとしている時に陶芸家の浅井さんから「カフェの参考になると思うよ」と、一軒の喫茶店を紹介された。
南青山にある「大坊珈琲店」。
そんなに大きくはないがシンプルな店内は、こげ茶色というかコーヒー色の世界で店内全体に珈琲の香りが染み付いているようだった。初めて入った店だが妙に懐かしい感覚と「大人っぽさ」を覚えた記憶がある。
マスターは白いシャツに黒のエプロンで黙々と豆を煎り、コーヒーを淹れていた。その職人的雰囲気に男の一徹さを感じた。ミルクコーヒーをオーダーすると信楽焼のカフェオレボウルに入れてきたのが印象的だった。何よりこの店には流行を超えたカフェのエッセンスがギューッと凝縮されていた。
それから10年程後、骨董通りに用事があり再び店を訪れる機会があった。店内の雰囲気も、マスターの一徹な仕事ぶりも、コーヒーの美味さも微塵も変わってなどいなかった。
大坊珈琲店。VANの石津さんも足繁く通ったのもうなずける。数多くの年長者が気に入り、店を育ててきたことが「大人っぽさ」を醸し出している大きな要因だろう。