環境とエネルギーの軋轢

おおざっぱだが、日本の総発電量のうち6割が火力、3割が原子力らしい。石油をはじめとする化石燃料は発電時にCO2を放出する。CO2は温暖化の要因だし埋蔵量も100年もたないと言われている。ウランも21世紀中には枯渇すると言われているがCO2の排出は少なく、コストも火力より安いし核燃料を再処理してまた使用できる。しかしリスクが高すぎる。今回の福島の事故で世界は3回目の恐怖を味わってしまった。

これから節電を国を挙げて推進するにしても限度がある。すぐに全体の3割を占める原子力に変わる代替エネルギーがあるだろうか?狭い国土に大規模な太陽エネルギーのプラントをバンバン建設していくことができるだろうか?またそれでどの程度まかなえるものなのか?

ただ今回の災害で個人や地域の自前のエネルギーを持つことの大切さがわかったと思う。太陽光発電の強力な推進が始まるかもしれない。中東に依存している石油もいつパニックが来るかわからないし。

この国民は困難、苦難を糧にすることが出来る稀有な国民だ。いかなる事が起きようとも。

新たな時代への船出が始まった。暗い海に漕ぎ出すには夢や希望を積み込まないとね。
新たな時代への船出が始まった。暗い海に漕ぎ出すには夢や希望を積み込まないとね。

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