●Sand CAFE & Deck Shoes
定休日(火曜日)以外は休まず営業致します。(元旦、2日はAM10時30分より開店)
●散歩カフェ(潮風王国)
年末・年始は休まず営業します。(31日はPM3時閉館、元旦はAM10時開館)
●DAYS GARELLY
31日~1月3日はお休みします。
●Sand CAFE & Deck Shoes
定休日(火曜日)以外は休まず営業致します。(元旦、2日はAM10時30分より開店)
●散歩カフェ(潮風王国)
年末・年始は休まず営業します。(31日はPM3時閉館、元旦はAM10時開館)
●DAYS GARELLY
31日~1月3日はお休みします。
今から10~13年ほど前の事だったか、自由が丘にあった「デポー39」というアメリカンアンティークの店の雰囲気が好きで、東京に出かけた時に良く立ち寄っていた。
古いバーンの様な3階建ての店内は魅力的なアメリカンカントリーの世界が各フロアーごとに展開されており、ディスプレーもとても洗練されていた。デイズギャラリーを開店するときにも什器として大きなパイン材の棚を購入した思い出がある。
私はデポー39の店内に漂っていた独特の香りが好きで(ドライフラワーやリースやシダーや古材のミックスされたような香り)、毎年クリスマスに東京の友人が作ってくれるリースが届くとあの頃のデポー39の香りとダブって何とも言えない幸せな気分に浸れるのである。
キューバの旅に持参したカメラは、LUMIX・GF1、20mmパンケーキレンズ付き。
随分この旅で活躍した。
キューバ。
アメリカという超大国の真近に位置しながら独自のポリシーを堅持し続ける稀有な国。
乏しい資源でありながらも工夫と陽気さでそれらを補ってきた国。
その心棒にあるのはカストロの描いた高い理想なんだろう。
再び訪れた時、何も変っていて欲しくないというエゴを私は抱いた。
残念ながら今回のキューバトリップでは期待していたシガーに出会えなかった。コイーバの最高傑作「ベーイケ」や「シグロ6グランレゼルバ」だ。
しかし普段私には高価で手が出ない「エスプレンディドス」や「シグロ2」のBOXをかなり安く手に入れることが出来て嬉しかった。
只、私はシガーと過ごす時間を愛してはいるが毎日用いている訳では無い。基本的には休日と何か良い事があった時に味わうというスタンスだ。
休日の午前、コーヒーを淹れ小さな庭を眺めながら半分程吸い、夕方暮れ行く空を眺めながら残りを吸う。もちろん酒を傍らに。
いつの間にかシガーは、リラックスした気分や嬉しさを増幅してくれる私のバイプレーヤーになった。
15世紀末、キューバを発見し「地上で最も美しい島」と記述したコロンブス。その島の中に沢山の世界遺産が散りばめられている。
そのいくつかを巡ったり、ゲバラのメモリアルホールを拝観したりした。
実は、うちのカミさんはゲバラのファンで、その日は☆印のベレーを朝から気合を入れて被っていた。
ゲバラやカストロは伝説の人物みたいになっているけど、フェデル・カストロは存命だしキューバ革命自体も1960年前後の出来事なんですよね。(つづく)
「我がモヒートはボデギータで、我がダイキリはフロリディータで」とヘミングウェイは言ったとか。
パパがキューバを気に入った大きな要因として、旨い酒を飲ませるバーがあったからだと私は思う。
旨い酒とは、当然ラムベースのカクテルや熟成したダークラム。(つづく)
ヘミングウェイは61歳で亡くなる前年まで約20年の長きに渡りキューバを愛し、暮らした。海を舞台とした名作「老人と海」や「海流の中の島々」などはキューバ時代に書かれた。
私には、サンドカフェのイメージの原点でもある「老人と海」が生まれた場所を訪れたいという長年の渇望があった。それは作家が暮らした家「フィンカ・ビヒア(眺望楼)」でその暮らしぶりに触れること、舞台となった漁村(コヒマル)の光景を体験することであった。
そして、今回その望みがかなった。
私の旅のモチベーションは「憧れの検証」が多くを占める。(つづく)
ユネスコの世界遺産であるハバナ旧市街(オールドハバナ)。
スペイン植民地時代からの古びた建築物群が立ち並び、行き交う50年代のアメリカのヴィンテージカーや馬車。そして街角から聞こえるアフロキューバンサウンド。
異文化が混血(クレオール)し、街自体が強烈なオーラを放つ巨大なアートのようだ。(つづく)
キューバから帰ってきて5日経つというのに時差ボケが治らない。夕方になるとボーっとなってくるのでブログ更新も間々ならない。
歳をとったせいもあるのだろう。しかし体内に未だキューバ時間が宿っているとも言える。長年憧れていたキューバの余韻を味わっていると考え堪能しよう。(つづく)
ある夜のこと、カミさんが意外な言葉を振ってきた。
「キューバに行くってどお?」と彼女。
思わず「行けるなら死んでもイイ!」と返した私。
このカミさんの意外性が好きだ。かなりいい所を突いてくる。
彼女の気が変わらない内に迅速に事を運ばなくては、と思った(笑)
古い「BRUTUS」でキューバ特集があったな、と思い出し探したら奇蹟的に見つかった。
25年前の1986年の12月号。キューバと言う国もコイーバの葉巻も未だ遥か遠くの存在だった。
作家の北方謙三氏と写真家の長濱治氏はヘミングウェイとゲバラの足跡を辿り、当時キューバの政府高官しか手に入らないとされた「コイーバ」を味わうに至った。モヒートを飲りながら……今、読み返しても面白い。
Sand CAFE&DeckShoesは下記の日程でお休みさせて頂きます。
11月13日(日)~11月22日(火)の10日間。宜しくお願いします。
急に決ったのですが、長年行きたかった所ですので無理して行ってこようと思います。
3GSから4Sに機種変更した。デザインは3GSが気に入っていたのだが、4Sのパワフルで加速された動作に驚く。ソフトバンクの感度も良くなったし、カメラも普段使いにはこれで充分すぎる。良いです。
使い方は、今まで通りi Phoneはスイスアーミーナイフ的に、i Padはスクラップブック的に使っていく。
只、今世界が向かっている「クラウド」というシステムに、私は果たして付いていけるだろうか(笑)
いつの間にやら10月も終ろうとしている。秋というだけで時の移ろいの速さを切なく感じたり……
秋もだんだん深まって来ると、いつものようにキャロル・キングの「タペストリー」が聴きたくなる。音のブランケットだ。
70~80年代のカントリーフォーク、ロックも晩秋から冬にかけて欠かせない音だ。例えばダン・フォーゲルバーグの「Hard To Say」やマイケル・マーフィーの「Wild Fire」、ザ・バンドの「Right As Rain」などもずっと聴き続けている曲だ。
人は生まれ育った場所が「心のふるさと」とは限らない。旅先でデジャヴを感じた場所やイメージで良く浮かぶ心象風景など。
私は、カントリーテイストの曲を聴くとき懐かしい郷愁にも似た想いに駆られる。
夏の扇風機に続き、冬に向け石油ストーブが売れているらしい。
どちらも一昔前の物は置いておくだけでも絵になる。
イギリスの石油ストーブ「VALOR」。60年代のヴィンテージだ。アラジンもあるが給油の時は重くて大変だ。このVALORは中のタンクが石油ファンヒーターの様に取り外せるので給油作業が楽だ。
冬が来る前にもうワンサイズ大きなタイプも欲しいと考えている。また目利きの友人に探してもらおうかな。