直島詣で

今から20年ほど前にモダンアートに傾倒していた時期があってMOMAにも出かけたりしていた。その頃香川県の直島という人口3千人くらいの島に福武書店が施主で安藤忠雄氏設計のホテルと美術館が出来たと何かで知った。多分、海岸美術館を設計した石井和紘氏の設計した役場や学校がある島だったからかもしれない。

今回「瀬戸内国際芸術祭」の開催をきっかけにその直島詣でが実現した。あれからベネッセハウスを核に家プロジェクトや犬島アートプロジェクト精錬所などその周囲の島々にもアートが拡散し、今やフランスの雑誌で世界で行くべき10の場所のひとつに選ばれるほどになっており年々内外からやって来るアート巡礼者があとを絶たないという。いやアートお遍路さんというべきか?

私たち家族もアートお遍路さんとして暑い中、路地を歩きシャトルバスや船で移動し行列にも並び行脚した。それでも楽しくて仕方ないのはアートがパワーをくれるからだ。ヨーロッパから来ている人たちもかなりいた。

ベネッセハウスミュージアムの展望中庭にて好きな写真家の杉本博司氏の「海景」シリーズを後ろに悦に入る私。モノクローム写真をアクリルに封じ込め屋外に(!)展示している。太陽光による退色が生じ白色化していったらそれも第二の作品化と氏は言っている。 ここでは20世紀のモダンアーティスト達、ジャクソン・ポロック、サム・フランシス、サイ・トゥオンブリ、デビット・ホックニー、ジャスパー・ジョーンズらのペインティングが私たちを迎えてくれた。
ベネッセハウスミュージアムの展望中庭にて好きな写真家の杉本博司氏の「海景」シリーズを後ろに悦に入る私。モノクローム写真をアクリルに封じ込め屋外に(!)展示している。太陽光による退色が生じ白色化していったらそれも第二の作品化と氏は言っている。
ここでは20世紀のモダンアーティスト達、ジャクソン・ポロック、サム・フランシス、サイ・トゥオンブリ、デビット・ホックニー、ジャスパー・ジョーンズらのペインティングが私たちを迎えてくれた。

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