晩夏から初秋へ

キューバの歌姫、いや私は世界最高峰の歌姫だと思っているオマーラ・ポルトォンドの「gracias」がイイ。オマーラの歌を聞いていると、フワッとした大きな何かに包まれている気持ちになる。慈愛のような。

サティが「音楽の家具」ならオマーラは「音楽の宝石」といえる。例えば私の好きなオパールかな。

ラテンを集中して聞くのは夏だが、このアルバムは夏の終わりから初秋が似合うと思う。毎夜、ラムを飲みながらオマーラの歌声に擁かれていたい。秋の虫の音色が歌声に混じり合う。

Thank you very much, OMARA. 日本のオマーラは誰だろうか?いや居ない。そして世界でもこうゆう人ってどんどん居なくなっている。歌姫はもうすぐ80歳になるという。
Thank you very much, OMARA.
日本のオマーラは誰だろうか?いや居ない。そして世界でもこうゆう人ってどんどん居なくなっている。歌姫はもうすぐ80歳になるという。

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