あの頃の靴

下駄箱を随分久しぶりに整理していたらあの頃の靴が出てきた。モカシンが二足。20代後半から30歳くらいのまだ結婚したばかりの頃だろうか。懐かしい。

20年以上前の靴だがカビとほこりを落としたら今でも履けそうなので陰干しをしてミンクオイルを塗った。二足とも中敷にRED WOODのマークが入っていたので渋谷系のショップで購入したものだろう。

思い出したが、あの頃すごく憧れていた靴が一足あって、どうしても欲しくて雑誌の切抜きをいくつかスクラップし、コーディネートまでイメージしていたんだった。ヒザの抜けたチノパンに白のオックスフォードボタンダウンシャツとグレーのカシミアのカーディガンを合わせるとか。その頃パリのフレンチトラッドのセレクトショップ「エミスフェール」もあったな。

フランスのJ.M.WESTONのクロコダイルのローファー。欲しい、欲しいと思っていたら値段もどんどん上がり私の1ヶ月分の給料よりも高くなってしまいとうとう買えなかった。懐かしい。

靴もそうだが最近は本当に欲しいものを少しだけでイイ、長く使い込みたいと思う。
靴もそうだが最近は本当に欲しいものを少しだけでイイ、長く使い込みたいと思う。

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